こんにちは!パティシエブロガーのとこ(@tottokoblog2)です。
ここでは、福岡のレストラン、ホテルやケーキ屋さんを経験したパティシエの私が、
シュー生地を使って作れるお菓子について説明します!
- お菓子作りに興味のある方
- お菓子の知識を身に着けたい方
- 将来パティシエになりたいと思っている方
- 何か趣味ややりたいことを探している方
Contents
パータ・シュー
パータ・シューとは
パータ・シューとは、フランス語でシュー生地
という意味です📚
どのシュー生地にも共通して言える作り方として
水と油脂を沸騰させ、
小麦粉を加えて火にかけ、
十分に練り上げて卵を加えて
作ります🍰
この生地を絞って焼くと、
中に空洞ができるように膨れて焼きあがるのです◎
膨れて焼きあがる原理
シューの膨らんで焼きあがる形は
小麦粉に含まれる澱粉やグルテン
に水が加わることで膨潤し、
熱を加えると糊化し、さらに焼くことで
大きく膨れ上がる膨化性を利用したものです🔥
また、卵に含まれるたんぱく質は
焼成の際、早く固まろうとする性質があります🥚
そして小麦粉のグルテンの膨張性と相まり、
適度な強さのシュー皮を作る事ができます✨
シュー生地の用途
シュー生地はとても用途の広いお菓子なんです😊
基本のシュークリームやエクレアから、
生地とクリームを混ぜて焼くポンヌフ
↑実際にフランスにある橋の名前が由来のお菓子
クロカンブッシュのように組み合わせる大型のお菓子
また、ベニエやチュロスのように油で揚げたり、
中にハムなどを挟んで料理にも使われます🍳
シュー生地ができるようになるだけで
応用が利き、世界が広がりますね🛫✨
シュー生地を使ったお菓子の名前の由来
ここでは、シュー生地を利用した
お菓子の由来を色々紹介していきます👍
1つの生地から、こんなにたくさんの
お菓子が作れるのか!と
思ってもらえたら嬉しいです✨
シュークリーム
筆者も大好き!なシュークリーム
その名前の由来は〝キャベツ〟なんです🐰
生地を絞って焼くと、内部に大きな空洞ができ
表面に亀裂ができます
その見た目がキャベツに似ていたことから
フランス語で🥬chou=シュー
と呼ばれ、その中にクリームが詰まっているので
シュークリーム(シューアラクレーム)
と呼ばれるようになりました✨
エクレア(エクレール)
コンビニ🏪スイーツでよく見かけるこのエクレア!
生地は同じで、特徴的なのはこの細長い形ですね❕
あとは表面にフォンダンがついていることです
エクレアは⚡雷⚡という意味で
⚡雷の衝撃が走ったようにおいしい!⚡
という意味でつけられました😯
確かにたくさん食べたくなる
おいしさですよね~~納得
ルリジューズ
一般的なケーキ屋さんでは
あまりみかけないルリジューズ
フランスではポピュラーなお菓子で
ラデュレでは見たことある方も多いのでは?
このお菓子は👩修道女👩という意味で
2つ重ねたシューが頭と、長い修道服を
連想させる形になり、シューの周りのクリームが
修道服の襟のように絞られています⛪
パリ・ブレスト
こちらも特徴的な形をしてますね
パリブレストの特徴は
自転車の車輪を模した丸い形と
中のナッツ味のバタークリーム🐄が
入っていることです✨
自転車???
と思われると思いますが
このお菓子が名前の通り
🚴パリ~ブレスト🚴
までを走る自転車レースの記念に
作られたお菓子だからです🎉
ナッツのバタークリームが濃厚でおいしいんですけど
沢山食べられないほど重たい…
クロカン・ブッシュ
クロカンブッシュは、結婚式でみられるお菓子です💒
別名をサントノーレといいます。
フランス語で🌳ごつごつとした木🌳という意味で
その見た目から名づけられています(^^)
また、シューはキャベツという意味だけでなく
かわいいや愛おしいという意味でも使われ、
欧州の言い伝えでは
キャベツ畑から赤ちゃんが生まれる👶
と言われ、子孫繁栄を願う意味もあります✨
最後に
いかがでしたか?
今回はシュー生地に興味を持っていただくために
シュー生地について紹介させていただきました😊
少しでも知識があると無いとでは
モチベーションやイメージが違うと思うので
少しでもお勉強になったら嬉しいです👌
最後までご覧いただきありがとうございます。
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